【転職希望者向け】30代半ば リアルな転職状況報告

一般的に30代での転職は厳しいものと思われています。そこで今回は今現在の転職状況を踏まえた情報を発信していきます。

私は現在教員をして6年目となり、その前は専門商社で営業を担当しておりました。正直これといった強い実績はなく、強いて言うのであれば、TOEICと簿記検定3級くらいです。当然大手企業出身ではありません。

この記事では、大手企業出身でもない一般的な30代のリアルな転職活動をお伝えするとともに、これから転職活動を始める人や、大学卒で就職活動をする人にとっても参考になるよう、「企業が求めている人材」を中心にまとめました。

私が実際、転職活動をしている中で得た知識や経験をまとめましたので、年代の近い人や転職希望の方はぜひ最後まで読んでください。

30代の転職活動で意識するべきこと

今回の記事の結論を先に申し上げておきます。

30代の転職活動でポテンシャル採用はないと思っていてください。30代が転職をするのであれば、今現在どういった能力がありそれを企業に入って何をしてくれるのかがすべてになります。求人を探したり応募する際は今の能力、経験をそのまま活かせるようなところでないと採用はまず厳しいといえます。逆に言えば、そういった内容の求人を中心に探していくと転職活動を短期間で効率よく行うことができます。

理由は様々ありますが、まず挙げられるのが年収面です。20代のうちであれば有力企業でない限りはそこまで大差はないですが、30代になると500~600万くらいの年収になる人がほとんどです。この年収くらいで採用するのであれば、未経験や経験が乏しい人を採用するより、入ってすぐ順応して働いてくれる人の方を企業側は間違いなく採ります。

あくまでも、同水準の年収を維持したい人にとって厳しい内容になりますが、未経験でも入りたい人などは今よりも年収を下げる覚悟でいけば採用されるチャンスがあります。例えば、同水準の年収は厳しいが、英語力と現役でないが営業経験があるということを踏まえ、20代よりは活躍してくれるだろうという観点から採用を考えるといった場合があります。

ですが今現在営業職で、人事として働きたいという人は、相当年収面を下げて考えないとなりません。私が実際転職エージェントに相談をしたところ、300~400万くらいであれば考えてくれる企業もあるといわれました。

それでは新卒で入ってその経験をしたところにしか入れないのか?という疑問もありますが私なりに考えたことがあります。

ブログ主
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20代新卒でのTOEICを活かした就職活動についてはトムさんの記事がわかりやすくまとめられています!

ゴリラ
ゴリラ

TOEICのスコアだけでなく他の強みと合わせるとうまくいくね。

30代がジョブチェンジをするには

30代がジョブチェンジ、職種を変えて働きたい場合は以下のようなことを考えることもできます。

  1. 社内で部署異動、職種変更を希望する
  2. 有利になる資格を取ってから転職をする
  3. 年収を下げてでも転職をする

はっきり言って③の年収を下げるはおすすめできません。理由としては、30代で大きく年収を下げた場合その後のキャリアの中で大幅に上がる見込みは低いからです。下手をすれば現職の年収にすらならないといった場合があります。大手企業であればそのような可能性は低いですが、大手企業こそ未経験での採用はまずありません。そうなると新興企業や中小企業に目を向ける必要があるのですが、年収面ではやはり厳しいと言わざるを得ません。

私のように教員であれば、①の選択肢を取ることはできませんが、現職が会社勤めの方は①をおすすめします。年収を下げずに転職しているようなもので、職種を営業から人事、経理に変えて働けばそれだけで経験になりますし、1~2年真剣に取り組めば他社有力企業への転職も十分に考えられます。

②の選択肢は、私のように部署異動がないような方にとっての唯一の選択肢になります。簿記検定であれば2級以上持っていることや、さらにステップアップして中小企業診断士やFPなどの資格を取ってから転職活動を行う。IT関係であればMOSやITパスポート、情報処理技術者などやプログラミングを学習してポートフォリオを作成し、転職活動をするなど、経験がないところにも転職ができるチャンスが生まれます。

ブログ主のリアルな転職活動

では実際に転職活動を行っているブログ主はどうなのか?リアルな転職活動状況をお伝えします。

求人応募・・・約40社  面接まで・・・1社  内定・・・1社  転職期間・・・約1か月

ご覧の通り、限られた期間の中でしたが内定をもらえることができました。

内定先も上場企業であり、約100倍の求人の中で内定を得ることができました。ですが、辞退をしました。

なぜかというと一番は年収面です。上場企業でもいろいろな考え方があり、内定をいただいた企業からの条件としては未経験採用なので基本給は1番下からという内容でした。正直ショックでしたし、本当に100倍の中から内定出たのか?と思うくらいでしたが、働いてみたい企業でしたし、実績次第で大きく年収も変わることもあってチャレンジしてみようかと悩みました。しかし、冷静に考えてみて転職初年度の年収を大幅に下げることへのリスクがあまりにも大きいと自覚しました。そういったこともあり、辞退をし再度転職活動を行っています。

この企業での内定はTOEICの資格が活きた形になったので、経験というよりも英語力の部分での採用だったため資格を活かした転職活動の一例と言えますが、条件が厳しいなと実感しました。

求人応募では未経験の職種以外にも、前職での営業職を活かして応募もしてみましたがどこも経験が乏しいため不採用という返答ばかりです。現役で営業でないのがかなり響いているようなので、さらに営業職としての期間が開いてしまった場合はほぼ活かせないような印象で、今あるものを活かすとなると教員は幅が狭くなってしまいます。

私のこれからの転職活動の状況としては、春先に転職できるように活動をしていこうと考えています。そのために資格を得ることが最適と考え、簿記はあまり得意ではない実感があるため、IT系の資格を取ろうと考えています。特にIT事務で活かせるMOSかITパスポート取得を当面の目標にしつつ、TOEICも満点を目指していこうと思っています。それを活かした転職を行い、同水準の年収でなくともある程度妥協できるラインの企業に入り、同時に副業での起業を視野に入れて活動しています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。30代の転職は経験重視なので、今いる状況と照らし合わせて行うことを強くおすすめします。辞めるのは簡単ですが、辞めてから転職活動は妥協をせざるを得ない状況にもなるため現職で転職活動をしていきましょう。20代の方はまだ未経験での採用もありますし、同じ系統の職種よりかは別職種、特に人事や経理を経験することでいざ転職をしたいときに大きな強みになります。

私のような境遇の方は、資格取得を目指したり、徹底的に職務経歴書を磨き上げたり、不利な面を可能な限りなくしてそういった経験を強みに活かしていきましょう。

今回は転職活動の状況の記事でしたが、英語関係の方も是非よろしくお願いします。

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